40代以上の増加傾向は「中高年の人口が多いから」では?:覚醒剤の検挙件数

中高年の間で「覚醒剤汚染」が広まっている、とテレビのニュースやワイドショーあるいは新聞などで、最近よく見聞きします。例えば、NHK『クローズアップ現代』の番組宣伝文句でも「今、中高年の間で“覚醒剤汚染”が広がりを見せている」とあります。

今、中高年の間で“覚醒剤汚染”が広がりを見せている。ミュージシャンのASKA(56)容疑者の逮捕をはじめ、福岡県では小学校の校長(57)が、そして神奈川県警の巡査部長(40)が相次いで逮捕された。警察庁によると、覚醒剤の検挙件数は20代以下で減少傾向にある一方、40代以上の増加傾向が続いている。なぜ家庭や社会的立場のある中高年に覚醒剤が広がっているのか。実際の事件や、元中毒患者らの取材から、中高年が仕事や社会から受けるストレスによって、覚醒剤に手を出してしまう心理や、そうした世代にねらいを定め、薬物を売る側の巧妙な手口も明らかになってきた
中高年と覚醒剤 | クロ子のプレビュー見学記 | クローズアップ現代 スタッフの部屋:NHK

でも、これって「中高年の人口が、若者人口よりもずっと多いからでは?」と思うのは、単純すぎ? でしょうか。つまり、全人口に占める中高年の割合・絶対数が多いから、若者世代よりも検挙数が増えているのでは? 資料として、「我が国の人口ピラミッド(平成24年10月1日現在)」を見てみると、明らかに中高年の人口が、若者人口よりもずっと多いです。
※逆に言えば、この中高年世代が若かった時代(今から20年ぐらい前?)だと、若者世代の検挙者数が多かった?

我が国の人口ピラミッド(平成24年10月1日現在)
我が国の人口ピラミッド(平成24年10月1日現在)
統計局ホームページ/日本の統計-4 我が国の人口ピラミッド

「世代ごとの検挙率」も比較してみて、はじめて「中高年の検挙率が"とりわけ"増えている」ということがいえるのでは? つまり、「若者世代に占める検挙者の割合=○%」「中高年世代に占める検挙者の割合=○%」というように。

しかし、テレビなどでは、そういうデータが示されていないような気がします。って、もし出ていたなら、ごめんなさいですが。

自分で調べてみるのがよいのですが、その時間がとれないので、疑問の提起のみ、ということで(汗)


※似た話として、「若者のクルマ離れ・バイク離れ」もあると思います。免許や自動車・バイクを持たない若者が減っているのは、昔と比べて若者世代の割合・絶対数そのものが減っているからでは?……という見方です。


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