7)ドライブレコーダー用常時電源コード「FineSafer S」の電源ソケットを交換する作業

2016年9月に、ホンダの軽自動車「N-BOX」にドライブレコーダーを取り付けました。取り付けた製品は「ユピテル DRY-WiFiV3c」。また常時電源コード「FineSafer S」も同時に取り付けました。そこで今回の作業を「N-BOX ドライブレコーダー取り付け」のブログ記事にまとめ、ブログで公開することにしました。

このページでは、(7)ドライブレコーダー用常時電源コード「FineSafer S」の電源ソケットを交換する作業を紹介したいと思います。

※ドライブレコーダー用常時電源コード「FineSafer S」とは何か? については、以下のブログ記事を参照のこと。
4)「FineSafer S」購入レポート/駐車中の録画記録ができるドライブレコーダー用常時電源コード|コレトのブログ


「FineSafer S」標準の電源ソケットは、シガープラグの差し込み口のゆとりが大きいため、接続したドライブレコーダーの電源シガープラグが抜けやすい・緩みやすい……という評価が、アマゾンのカスタマーレビューにいくつか投稿されています。
FineSafer S カスタマーレビュー(アマゾンのページ)


実際、私も自分の目で確かめてみたところ、緩みやすい・抜けやすいという印象を受けました。

「FineSafer S」の電源ソケットに、「ユピテル DRY-WiFiV3c」のシガープラグ(電源アダプター)を差し込んだ状態。ぐらつきが大きそう?
「FineSafer S」の電源ソケットに、「ユピテル DRY-WiFiV3c」のシガープラグ(電源アダプター)を差し込んだ状態。ぐらつきが大きそう?


このため、「FineSafer S」標準の電源ソケットを、別途購入したエーモンの電源ソケットと交換することにしました。

電源ソケットに、「ユピテル DRY-WiFiV3c」のシガープラグを差し込んだ状態。しっかり固定されています。
電源ソケットに、「ユピテル DRY-WiFiV3c」のシガープラグを差し込んだ状態。しっかり固定されています。


それと同時に、電源ヒューズに接続するための加工も行いました。当初はギボシ端子を取り付ける予定でしたが、どうも「FineSafer S」の配線コードが細すぎるため、ギボシ端子ではなく、接続コネクターを用いることに……と、このあたりのお話は、このあとの説明で詳しく紹介したいと思います。


ドライブレコーダー用常時電源コード「FineSafer S」を購入予定の方、または購入された方の参考になれば幸いです。



【あらかじめご了承ください】
このブログ記事をご覧になって、ご自身で配線コードなどの加工処理を行う場合は「自己責任」ということでお願いいたします。万一、加工作業に失敗した場合あるい加工処理したパーツを使ってトラブルが発生した場合でも、当方は一切の責任を負わないものとします。あらかじめご了承ください。



「FineSafer S」の配線コード加工作業の見取り図および加工作業について

まず「FineSafer S」の配線コードの加工処理図を紹介しておきます。

常時電源コード「FineSafer S」の配線コードの加工処理図。
常時電源コード「FineSafer S」の配線コードの加工処理図(画像をクリックすると大きく表示されます)


用意するモノは以下の通り:
エーモンの「ターミナルセット(大) 電工ペンチ・検電テスター付 E3」
エーモンの「ターミナルセット(大) 電工ペンチ・検電テスター付 E3」(電工ペンチ・ギボシ端子(オス・メス)

エーモンの「電源ソケット DC12V80W以下 ロック機構付 1548」
エーモンの「電源ソケット DC12V80W以下 ロック機構付 1548」

エーモンの「配線コード AV0.5sq 5m 黒 E536」、「接続コネクター 4セット(8個入) 2824」。
エーモンの「配線コード AV0.5sq 5m 黒 E536」、「接続コネクター 4セット(8個入) 2824」。


加工作業後は、以下のようになります。

加工済みの常時電源コード「FineSafer S」。
加工済みのドライブレコーダー用常時電源コード「FineSafer S」。


具体的には、以下の作業となります。
・「FineSafer S」の配線コードに「接続コネクター」を取り付ける。
・エーモンの電源ソケットの配線コードに「ギボシ端子」を取り付ける。
・0.5sq(スケア。配線の太さ)の配線コードに「接続コネクター」「ギボシ端子」を取り付ける。
・加工した0.5sqの配線コードを、「FineSafer S」とエーモンの電源ソケットに配線コードにそれぞれ接続する。

エーモンの電源ソケット、ギボシ端子(オス、メス)およびギボシ端子にかぶせるスリーブ(スリーブの向きも確認)
エーモンの電源ソケット、ギボシ端子(オス、メス)およびギボシ端子にかぶせるスリーブ(スリーブの向きも確認)

エーモンの電源ソケットのパッケージ裏の説明。各配線コードの接続先を確認。
エーモンの電源ソケットのパッケージ裏の説明。各配線コードの接続先を確認。

エーモンの電源ソケットの配線コードに取り付けたギボシ端子。
エーモンの電源ソケットの配線コードに取り付けたギボシ端子。ヒューズ電源に挿す方(電流を受ける方)はオス端子。マイナス側(電流が流れていく方)はメス端子に。

標準の電源ソケットの配線コードをばっさりと切断。この後、接続コネクターを両方のコードに取り付け。
標準の電源ソケットの配線コードをばっさりと切断。この後、接続コネクターを両方のコードに取り付け。

加工した0.5sqの配線コード(片方に接続コネクター、もう片方にギボシ端子)
加工した0.5sqの配線コード(片方に接続コネクター、もう片方にギボシ端子)

以下、取り付け作業に必要な情報・知識を紹介しておきます。


接続コネクターの取り付け方

接続コネクターの取り付け方については、以下のエーモンのページが参考になります。ギボシ端子に比べると、簡単に取り付けることができます。
ギボシ端子の立場を脅かす!? 接続コネクター

ちなみに、接続コネクター同士のつなぎ方は「片方の接続コネクターを180度回転……つまり上下さかさまにすると、差し込むことができます」とありますが、実際につなぐときは、なかなかうまくつながりませんでした(苦笑)。

なお、抜くときは「少しひねるようにしながら引っ張るとすぐ抜けます」とあります。これは本当。つなぐより、抜く方が簡単です。


ギボシ端子の取り付け方

ギボシ端子の取り付け方については、以下のエーモンの説明ページで詳しく紹介されています。こちらをご覧いただいた方がわかりやすいと思います。
ギボシ端子の正しいかしめ方(付け方)

コツは「仮締め」。つまり1回ではなく、2回に分けて、かしめることが重要。そうしないと、取り付けに失敗します(私は3~4回、失敗しました……)。そして、先にスリーブを配線コードに通しておくこと(けっこう忘れるのでご注意を)。あと、電工ペンチが必要なのでご注意を。


ちなみに、配線コードにギボシ端子をしっかりと取り付けるコツですが、「剥いた導線部分を半分に折り曲げます」というやり方を試したら、ホントにしっかりと取り付けることができました。とくに0.5sqほどの太さの配線コードで、ばっちり効果あり。以下のページで紹介されていました。
ギボシ端子の使い方

配線コードにギボシ端子をしっかりと取り付けるコツ「剥いた導線部分を半分に折り曲げる」
配線コードにギボシ端子をしっかりと取り付けるコツ「剥いた導線部分を半分に折り曲げる」


きちとかしめていれば、ギボシ端子を芯線にかしめただけで、しっかりと固定されます(抜けたり、ゆるかったりしない)。

芯線部分だけでしっかり固定されたギボシ端子
芯線部分だけでしっかり固定されたギボシ端子


ギボシ端子の取り付け方については、以下のページも参考になります。
ギボシ端子の正しい使い方ルール……「正しく接合した状態」「ギボシ端子のオスとメスの使い分けルール」「細線にはギボシ端子は使えない」は、初心者要チェック!


ちなみに、ギボシ端子の差し込み方は「スリーブを付けた状態で、しっかり差し込む」こと。そして「オス端子に凹み」に「メス端子の中央付近がはまる」まで差し込むこと。なかなか固いのですが、しっかりと押し込むようにして下さい。

なお、ギボシ端子の抜き方(外し方)ですが、オス・メス端子の金属部分の根元あたりをそれぞれ持って、互いに回しながら抜くようにすると、上手く抜けると思います。こちらもなかなか固いので、ゆっくりとやるのがコツかと。


加工した0.5sqの配線コードを、「FineSafer S」とエーモンの電源ソケットに接続する理由について

「FineSafer S」の配線コードに「ギボシ端子」を取り付けることができれば簡単だったのですが、「FineSafer S」の配線コードの太さは0.2sqのようで、芯線がしっかりとかしめられませんでした(ひっぱると抜けそうになる)。

ギボシ端子が対応しているのは、「0.5スケア~2スケアの配線」つまり「0.2スケアの細線」にはギボシ端子は使用できません(内部の芯線の太さが足りないため、かしめられない)。

なので、「接続コネクター」を使い、加工した0.5sqの配線コードを間に挟むカタチを取ることにしたのでした。

なお、接続コネクターの対応は「0.2~0.5スケアの配線」。そして、エーモンの電源ソケットの配線コードは「0.75sq」のため、ソケット側はギボシ端子となりました。


[補足]0.2スケア、0.5スケア、0.75スケアの配線コードの太さの見分け方について

0.2スケア、0.5スケア、0.75スケアの配線コードの太さ(皮膜を含めた直径)の見分け方についてですが、はっきりいって、難しかったです。0.75スケアの配線コードはさすがに太いので目視や手触りでも分かります。しかし、0.2スケアと0.5スケアの配線コードの太さの違いは、個人的には微妙で分かりづらかった……。

0.2スケア? 「FineSafer S」の配線コードの太さ(皮膜を含めた直径)は1.5mmぐらい?
0.2スケア? 「FineSafer S」の配線コードの太さ(皮膜を含めた直径)は1.5mmぐらい?

0.5スケアの配線コード。太さは1.7mmぐらい?
0.5スケアの配線コード。太さは1.7mmぐらい?

0.75スケアの配線コード。太さは2.0mmぐらい?
0.75スケアの配線コード。太さは2.0mmぐらい?

上から0.2スケア、0.5スケア、0.75スケアの配線コード。0.2スケア、0.5スケアの区別は難しそう?
上から0.2スケア、0.5スケア、0.75スケアの配線コード。0.2スケア、0.5スケアの区別は難しそう?


その他の知識について

ちなみに「圧着接続端子(対応:0.25~1.25スケア」を使うと、接続コネクターや配線コードを追加することなく、0.2sqおよび0.75sqの配線コードを直接つなぐことができます。ただし、対応した工具がなかったこと、そして脱着ができないため、今回は採用しませんでした。

圧着接続端子の取り付け方については、以下のページを参照に。
圧着端子の正しい付け方……「0.2スケア線の場合は、芯線を折り返して太さを稼ぐ」というコツは、要チェック。


その他、端子の種類と選び方については、以下のページが参考になります。
端子の種類と選び方……「端子・コネクターの種類」および「対応する配線コードの太さ」について説明が。特に「対応する配線コードの太さ」、すなわち「ギボシ端子は0.5~2スケア」、「圧着接続端子は0.25~1.25スケア」、「接続コネクターは0.2~0.5スケア」は、覚えておいて下さい。


以上、取り付け作業に必要な情報・知識を紹介しました。これらの情報・知識に目を通しておけば、最初の配線見取り図の通りに、配線の加工ができると思います。



※目次は以下のリンク先ページにあります。
N-BOX ドライブレコーダー取り付け|コレトのブログ


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