「巫女さんのくせに何だ」自民 大西英男・衆院議員の発言の全内容(全文)は?

新聞・ニュースなどが取り上げる「問題発言」って、前後の内容がカットされた「発言切り取り」のため、全内容(全文)を見ると全然、意味が違ってくることも多いような……。

今回、批判が相次いでいるという自民党・大西英男衆議院議員の「巫女さんのくせに何だ」発言も、前後の内容はどうだったのか?


NHKのWeb記事によると、<24日、みずからが所属する派閥の会合で、衆議院北海道5区の補欠選挙の応援で神社を訪れたことを紹介し、「私の世話をやいた巫女さんは、『自民党はあまり好きじゃない』と言う。『巫女さんのくせに何だ』と思った」などと述べました>とのこと。
自民 大西英男衆院議員の発言に批判相次ぐ | NHKニュース

東京新聞のWeb記事ではもう少し具体的に<神社で巫女に対し自民党候補の名前を挙げ「頼むよ」と依頼したところ、「自民党はあまり好きじゃない」と断られたという。「巫女さんを誘って札幌で夜、説得しようと思った」とも語った>とあります。
東京新聞:支持断られ「巫女さんのくせに何だ」 自民・大西氏発言また物議:政治(TOKYO Web)


「巫女さんのくせに何だ」という部分が問題となっているようです。一見すると「巫女の分際で何をいう」という意味になりそうです。

しかし一方で「巫女さんなのに」という意味でもとれそうな気も。つまり「神社に祈願しに来た人のために祈る立場の巫女さんなのに(くせに)」という意味です。


で、検索してみたら、TBSの動画ニュースのページに、より正確だと思われる発言内容が。<「北海道神宮で必勝祈願をいたしまして、私の世話を焼いた巫女さんはちょうど20歳ぐらいだったでしょうか。『4月に衆議院の補欠選挙あるの知っている?』と言ったら知らないんですね。『頼むよ』と言ったら、『自民党はあんまり好きじゃないんです』。巫女さんのくせに何だと思ったんですけど」(自民党 大西英男 衆院議員)>
「「巫女さんのくせに何だ」 自民・大西議員がまた失言」 News i - TBSの動画ニュースサイト


「自民党の必勝祈願に訪れている人」に対して、巫女さんが「自民党はあんまり好きじゃないんです」って答えたら、「巫女さんのくせに」という言葉が出てくることもあるかなぁ? と個人的には思ったのですが……。


もっとも政治家という立場を考えると、「揚げ足を取られるような発言をしてしまった」という意味では、失言だったのかもしれません。政治家は言葉を慎重に選ぶ必要があるでしょうから。

しかし、なんでもかんでも「発言切り取り」して、炎上を煽るようなマスメディアの報道の仕方も問題ありなのでは?

少なくとも「発言切り取り」報道に対しては、「全文(全内容)はどうだったのか?」に気をつける習慣を持ちたいと、個人的には思った次第です。

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